市川 宗      陶房 せらぼ
 


作品の多彩なことに驚きます。多彩なだけでなく、惜しみなく手仕事を楽しみながら、
信じられないくらい丁寧な作品を生み出しています。

    丸い小さな青い粒は、
粘土の玉をはめ込んで
ひたすら手を加えていく
のだと思います


 



 


 

 


 

 

 

                                    
市川さんとは、2000年頃に偶然の出会いから始まりました。
とてもお洒落で、素敵な方なのですヨ。たぶん美大を出て、高校の美術の先生をなさっていたと思うのですが。
美大では、陶芸がご専門ではなかったと思います。時々お便りを下さるのですが、ご自分の作品の葉書きなのです。
本の装丁・挿絵などもなさっているかも知れません。

 
   


知り合ってすぐ、長野・千曲の工房へお伺いさせて頂いた折の事は、いつまでも鮮明に記憶しています。
お家全体がおしゃれでした。ご両親の棟は、またまた、心地良さを感じさせるお住まいで、重々しい日本住宅でもなく、
センス溢れる佇まいで、優しい日本の空気をただよわせていました。広いお仕事場は、市川さんのお人柄そのものの感性で満ちていました。

その折、お連れ頂いた地元のおそば屋さんのおそばも、私の中で今も生きています。
千曲市から関西は遠いのですが、市川さんは時々店へもお立ち寄り下さる、細く長い〜おつき合いです。

不思議ですね!!人とのおつき合いは、パッと開いて散る折もあれば、影になりひなたになり、お互いを認め合い長く続いてゆくおつき合いもあります。
市川さんとは、まさしく、彼のお人柄も大きく影響しながら、ゆっくり進行し、気が付くと温泉のお湯の様な温かいものを
たくさん頂いています。
ふり返ると、人とのえにしを築き、大切に守り、宝物の様な人々に囲まれて花染は歩んで来ています。