稲葉直人 (三重県伊賀)

ある日、何気なく開いた雑誌の「伊賀の特集」を見た瞬間より、稲葉直人さんの土鍋とグラタン皿が忘れられなくなったことが始まりです。もう何年も前……2000年頃のことだと思います。

瞬く間に数年が流れ、彼の作品に触れる程に、その魅力は増していきました。そしてまたある日、手にした本に彼の作品が掲載されていたのです。その時は、何か私に語ってくれるような不思議な錯覚を感じました。彼は超人気作家なのです。
胸に温めたまま、ただじっと時が来るのを待っていたと思います。

ある偶然の出来事から、勇気を出して稲葉さんをお尋ねさせて頂きました。何という戦略もなくお会いしたものですから、春とは言え、とても暑い中で、汗をいっぱいかきながら、私の気持ちをお話させて頂きました。本当に誠実で素敵なお人柄に、安心と共に胸に熱いものが残りました。そして、超過密なお仕事の中、私共のためにお作りくださるお約束をくださいました。ずっと彼の作品を店に置ける楽しみを十分に味わっております。




1.1人用 小


2.1人用 小


3.四方形・2人用


4.1人用 大


5.2人用


6.3人用


7.4〜5人用


8.煮込鍋


9.すき焼き鍋 径25cm




  
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     ★ グラタン皿 ★

最も新しく出来上がった作品です。
辰砂の赤と飴色のコンビが、うまく調和しています。
両サイドに付いている可愛い耳が、尚一層、愛着ある
ものにしています。

サイズ 本体 17×13×3


 
  
1.グラタン皿大・飴・鉄
 24×5.5
 

  
2.グラタン皿小・飴・鉄
17×4.5


稲葉さんの作品に出会った最初は、このグラタン皿でした。花染を開店以来、グラタン皿をいつも探していました。ちょっと良いかな…と思っては止め、又、何か入れては止め…。そんな状態でした。
この作品に出会った時、「此れ…!」と瞬時に決定する美しいものを直感しました。心がドキドキしたことを憶えています。
それ以来、無理をお願いして、土鍋とグラタン皿、器を常設して頂いています。展示会もいいのですが、花染に行けば稲葉直人さんの素敵な作品が常設されている…というのが私の願いです。
彼のお人柄にも作品にも支えて頂いて、いつもおだやかにいられるのだと思っています。



稲葉さんの展示会を終えると、いつも心に深く思うことがあります。
作品の優しさをこれほど展示会中も後も感じたことはないような気がします。彼が思いを込めて使い手のお客様へメッセージを送っているようなのです。温かく心底癒される心地に気持ちがほどけていくのです。
不思議な感覚を今なお私は持ち続けています。彼の魅力、そして稲葉氏の心の広さ、大きさ、、優しさなのでしょうか。
初めてお会いしたときに私が持った感情そのままのお人柄に驚いています。
お人柄と一口に言うけれど、とても難しい人格に基づいた問題だと尊敬を持って拝見しています。