山ぶどうの手提

津軽地方の山野に自生している山ぶどう皮で編まれています。生活の道具として先人から受け継がれてきた確かな仕事は豊かな自然を私達に与えてくれますし、何よりも美しく丈夫です。
 

  28×22×10cm
 

  26×21×9cm
 

  31.5×24×10cm
 

  30×23×11.5cm
<盆ザル>

ザルは東北しの竹で編まれます。
6寸、7寸、8寸
おソーメンも水に流すのではなく、ザルでしっかり水切りをしたほうが美味しいです。
水や氷を入れるとふやけてしまりがなくなります。
ザル蕎麦は言うに及ばずです。
細い上質の部分で編まれた作品です。たおやかでしなやかな作品は、使う程に美しいツヤが出てきます。使用して、その堅牢さに気づくのは幾十年も経て改めて実感するものかもしれません。
私が長年使ったものです。雨にも衝撃にもまったくビクともしませんでした。そのツヤは遠めに見ると、皮で編まれたようにつややかになめらかに光っています。
その上、何一つ傷もいたみもありません。ますます風格を加えていくと思います。
いにしえの人達がこれを生活道具として使い、伝承してきたことに感謝したい気持ちです。
上の三点は、フリーハンドルで編まれた、カジュアルな作品です。この手提は口の部分も大きく、たっぷり物が入り重宝です。
見かけよりはしなやかで、2年も使用するとツヤも出て、もっと繊細な趣になります。
一番太い、根に近い部分で編まれています。ダイナミックで個性的です。以前、お求めいただいた方が提げてお見えくださった折には、感嘆の声を思わず出しました。
「いや〜!いい感じになって…」
この荒々しさが、年月を経て、丁度いい加減の落ち着きと品を備え、素晴らしい作品として再会できました。
小 幅37cm
中 幅42cm
大 幅47cm