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西川 孝次
西川氏とのお付き合いは、随分と古い時代に遡ります。
まだお互い若い頃、初めて彼の三原市にある工房を訪れた折、古い農家というか小屋のような工房の佇まいの中から、たくましく日焼けした彼が出ていらしたのを覚えています。
沖縄の工房で4~5年修業し、ガラス作家として活動を始め、この地、三原の小坂町に工房を移して、まもなくの頃でした。
「最初、独立した頃はガラスの塊のような作品を車に積んで、奥さんと売って歩いていたのです」と懐かしそうにおっしゃっていました。お伺いした頃は既に注目を集め始めていました。
それから幾十年の年が流れてしまいましたが、いつも変わらずたくましい彼の精神力に支えていただいています。グラス類は本当に使いやすいです。
この2種のタンブラーは、いつも品切れすることなく、お作りいただいて店に置いています。
西川孝次氏の瓶の作品はいつもその可愛さと美しさに感動しています。荷物が送られてきて、箱を開け、その可愛さと出会う時、「この瓶はどこへお嫁に行くかなぁ……」と思ってしまいます。光を受け太陽を浴び、どなたか可愛がってくださるお宅に行ってほしいと願います。
作品一覧
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西川孝次 1
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西川孝次 2
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西川孝次 3
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西川孝次 4
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西川孝次 5
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西川孝次 6
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西川孝次 7
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西川孝次 8
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西川孝次 9
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西川孝次 10
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西川孝次 11
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西川孝次 12
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西川孝次 13
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西川孝次 14
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西川孝次 15
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西川孝次 16
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西川孝次 17
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西川孝次 18
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西川孝次 19
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西川孝次 20
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西川孝次 21
また、いつの頃からか、沖縄の知念村にも工房を作り、8~9月はそちらでお仕事をなさるそうです。海からの風は、沖縄の方が爽やかで仕事がしやすいようです。数年前、どうしても連絡を取りたくて……と思ってご自宅にお電話をしたら、沖縄ではテレビも電話もない暮らしをしているので……とおっしゃっていました。
私は当然、お手紙を書かせていただきました。本当に彼らしい暮らしぶりを選択し、その生活が西川さんの人格をたくましく形成していると感じています。